同窓会

創立百周年記念ページはこちら

同窓会長あいさつ

同窓会長  島野 勝

 山の緑があざやかな季節となりましたが、串本古座同窓会会員の皆さんには、ご健勝にてご活躍の事とお慶び申し上げます。さて、母校は平成29年度より古座校舎の生徒募集が停止となり、串本校舎が3学級、120名となりましたが、2年連続定員割れとなりました。このままの状態が続くと母校の存亡にも関わってくるかもしれないという危機感から串本町、古座川町地域一体となって生徒募集に取り組もうとして発足したのが串本古座高等学校地域協議会です。両町長さんを中心に学校長、各町議会、各教育委員会、各小中学校長会及び各種諸団体の代表者で構成されています。中学生の保護者の方々との連携を密にして出来るだけ生徒の分散を防げれば良い方向に行くのではないかと思っていますが、急速に進んでいる少子高齢化の中で生徒の減少は確実ですので全国枠6名の受け入れ体制作りが急務です。私も協議会の一員として学校当局と共に母校の発展に尽力してまいります。
 いよいよ本年は母校創立100周年の大きな節目を迎えますが、共に歩んできた古座校舎が廃校になる現実があります。前にも申し上げたとおり学校当局、役員の方々と充分協議しながら取り組んでまいりますので、会員各位のご協力をお願い致します。
 最後になりましたが母校の益々の発展、充実と会員各位のご健勝、ご多幸をご祈念申し上げご挨拶と致します。(平成30年5月更新)

 

串本古座高校同窓会の発足について

(1)平成24年4月を目途に串本古座高校同窓会を発足させる。
(2)串本古座高校同窓会の会務は、当面串本高校同窓会がこれを行う。
(3)串本古座高校同窓会の組織図は以下のとおりとする。

 

ようこそ先輩

【平成23年11月28日 南 瑠霞 氏】
本校を昭和55年に卒業された、手話パフォーマーの南瑠霞(みなみるるか)さんが来校されました。南さんは串本町田並の出身で、現在、手話通訳士として様々なジャンルで活躍されています。 講演ではスライドやこれまで制作に関わった映画の動画等も使いながら、手話を使った様々なパフォーマンスを見せてくださいました。生徒がステージにあがり、実際に妻夫木聡と柴咲コウ主演の映画「オレンジデイズ」のワンシーンを手話で演じてみるというコーナーもありました。南さんは最後に「私は好きで始めた手話が仕事になりました。大切なのは好きだと思うことを続けることです。」と話され講演を締めくくりました。なお、南さんが現在指導されているテレビドラマ「花嫁の父」(向井理、貫地谷しおり主演)は来年1/8全国ネットで放送されるそうです。

 

【平成22年11月2日 岡本 光 氏「後輩に伝えたいこと」】
本校を卒業後、社会の様々な分野で活躍されている母校の先輩を招いて行われている「先輩の講演会」が開催されました。今年の講師は元プロ野球選手の岡本光さん(昭和54年卒)。選手としては巨人や西武に在籍、現役を引退した後もトレーナーとしてあの松坂大輔などの世話もされていたという経歴をお持ちです。岡本さんは自分の高校時代の思い出なども交えながら母校の後輩達に「今しかできないことを、悔いを残さぬように精一杯取り組んで欲しい」と語りかけました。また、甲子園球場での阪神戦初勝利の時のTV映像なども流しながら、「悔いの残る一球」としてバース選手に打たれたHRをあげ、そのときの自分の心情などを生々しく語ってくれました。講演の最後には、生徒からの質問に答えるかたちで、球界の裏話なども披露してくださり大いに盛り上がりました。なお、講演会には地域の方々や保護者、当時串本高校におられた岡本さんの恩師の先生方もおいでくださいました。

 

【平成21年11月18日 北野 陽二 氏】
今回母校に来て下さった先輩は南和歌山医療センター整形外科医長の北野陽二先生です。北野先生は高校時代、ウェイトリフティング部に所属していて、国体で優勝するなど大活躍された経歴の持ち主です。講演会は「僕の選択」という演題で、スライドをつかいながら、高校時代の恩師加茂先生と対談するような形式で進められました。高校時代北野先生がどういう生徒だったのか、どのようなきっかけで医師になったのかなどを含め、節目節目でどのような選択をしたのかという話をユーモアも交えながら楽しく聞かせてくれました。「最終的には自分で決断することが大切、自分で納得した選択なら結果がダメでも受け入れられる」というのが北野先生の結論、将来の進路選択に悩んだときには参考にしてください。講演の最後に、実際にバーベル上げるパフォーマンスも披露して下さり、会場は拍手喝采、元気をたくさんもらった講演会でした。