和歌山県立串本古座高等学校 校 長 中 西 浩 子 |
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本校は、大正7年に開校した串本町立串本実業学校と古座町・高池町・西向村組合立古座実業学校を母体とし、それぞれ戦後の学制改革で串本高等学校と古座高等学校に改称、平成20年からは、串本古座高等学校串本校舎・古座校舎として新たなスタートを切りました。平成30年度に創立百周年記念事業を行い節目を寿ぎましたが、一方で残念ながら、古座校舎は同年度末をもって閉校舎となりました。
串本高等学校と古座高等学校の伝統を引き継ぎながら新たな歩みを始めた本校は、平成29年から「串本古座高校魅力化プロジェクト」と名付け、グローカル・クリエイティブ・アドバンストの新たなコースを立ち上げ、全国募集の開始、地域包括支援部(CGS)の設置など、様々な改革に取り組みました。また、「地域まるごとキャンパス構想」のもとに、串本ダイビング協会のご協力を得てのスキューバダイビング(科目マリンスポーツ)や地域事業所のご協力を得ての長期インターンシップ(科目串本デュアル)をはじめとして、串本町役場、古座川町役場、トルコ国大使館など、各所のご協力をいただきながら、地域の教育資源を活用した特色ある授業を展開してきました。
令和4年度からは、文部科学省による「新時代に対応した高等学校改革推進事業(普通科改革支援事業)」の指定を受け、普通教育を主としながら地域の様々な教育資源を活用して、教科横断的・探究的な学習を進めています。令和6年度からは、これらの取組を踏まえ、従来の普通科を未来創造学科に改編しました。
本校は生徒たちに、特に以下の3つの力を身につけさせたいと考えています。
(1)聞く、読む、話す、書く力 (コミュニケーション力)
(2)自らの路を自ら切り拓く力 (自己決定力)
(3)他者との望ましい関係性を作る力 (関係構築力)
その上で、豊かな心と確かな学力を身につけ、個性の伸長をはかることにより、自身の未来、地域の未来、ひいては地球の未来を創造することができる人材の育成を目指しています。