Nakane Library

□熊野史について研鑽を積んだ郷土史家
  中根 七郎

    和歌山市出身・1871年(明4)~1957年(昭32)

 201点(うち8点欠)にのぼる書籍が本校で保管されています。
 デジタル化された書籍は「和歌山県歴史資料アーカイブ」にて公開中です。
   (著作権の関係で一部未公開)


  和歌山県立文書館 中根文庫のリンク先
  串本古座高校所蔵
     中根文庫|和歌山県歴史資料アーカイブ|
     和歌山県立文書館 (wakayama-c.ed.jp)

中根文庫は、古座に長く在住し、熊野史について研鑽を積んだ郷土史家の中根七郎(和歌山市出身・1871年(明4)~1957年(昭32))が収集・書写した201点(うち8点欠)にのぼる書籍の総称で、昭和28年(1953)と同43年(1968)の2回に分けて和歌山県立古座高等学校へ寄贈され、現在は串本高等学校との統合を経て、串本古座高等学校となった本校で保管されています。

 これらの資料は主に『東牟婁郡誌』(1971年刊)編さんをきっかけに集めはじめたもので、古座周辺を始め、新宮領、田辺領、紀州藩(現在の三重県を含む)の歴史、文化、宗教、災害、動植物に関する郷土資料になります。

 伝承する資料が少ないものや原本が失われ、文庫内に残る転写本のみで現存するものなど貴重なものもあり、これらの歴史資料を後世に残すべく、和歌山県立文書館によりデジタル化され、「和歌山県歴史資料アーカイブ」にて公開されています。
 (著作権の関係で一部未公開)