国際交流

【国際交流について】
姉妹校として、へメット高校(アメリカ)、バニア高校(カナダ)と提携を結んでいます。両校を毎年交互に訪問し、交流を続けています。海外で2週間のホームステイを体験し、国際感覚を学べます。

【ユネスコスクール】
ユネスコスクールとは、UNESCOの提唱するESD(持続発展教育)を実践・推進する学校のことです。本校はユネスコスクールに登録されており、平和・人権・国際理解という観点から人類の持続可能な発展について、学んだり考えたりすることで、次世代を担う人材を育成します。また総合的な学習の時間を中心に、地域学習・世界遺産学習を行い、フィールドワークを実施しています。またボランティア活動として熊野古道の道普請にも参加しています。

【活動実施状況】
平成16年「紀伊山地の霊場と参詣道」が世界遺産に登録されたのを機に、和歌山県教育委員会は高校生を対象とした「ワールド・ヘリテイジ・レンジャー事業」を実施し(平成16年度~18年度)世界遺産の現状や保全の意義付けを行ってきました。和歌山県の「ワールド・ヘリテイジ・レンジャー事業」の終了に伴い、その理念の継承と本校で取り組んできた「地域学」の充実・発展を図るため、「世界遺産教育」を導入し実施することとしました。平成19年度以降は、「世界遺産教育」を「総合的な学習の時間」に位置づけ、地域及び世界遺産に関わる教育資源を精選して年間カリキュラムを作成し、全校及び各学年で学習やフィールドワークを行っています。ユネスコが掲げる方針にのっとり、人権、平和、環境、国際理解等の教育につなげる「世界遺産教育」とするため、現職教育により教員の共通理解や意識の向上を図り、その他の教科学習や特別活動にも「持続発展教育」を視野に入れた取組みを行っています。